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消防団学びの窓vol.10




こんにちは!「消防団学びの窓」へようこそ!


こちらでは、消防団の活動を多くの方に知ってもらうために、消防団が行う訓練の内容を紹介しています。


興味がある方は、ぜひこの機会に消防団員さんと一緒に学びの窓を開きましょう。



5月12日(日)に大分市内で行われる部長・班長研修で、救助資機材を使用した救出訓練を行います。


vol.9に引き続き、今回は、部長・班長研修の訓練で使用予定の「ボート」を紹介します。



豪雨災害や水難事故などにおいて、取り残された人の救出や避難の際に使用する小型のボートを各方面隊に1艇配備しています。


内水氾濫が発生した後、水が引かず住居等に取り残された住民をオール若しくは、胴⾧靴を履いた消防団員がフローティングロープで曳航しながら救出します。


ただし、流水下での使用は想定していません。


大分市消防団では、ガレキなどの影響を受けにくいウレタン製ボートを配備しています。このボートは車輪を付けたまま運航可能であり、陸地でもリヤカーのように使用できます。



それでは、ボートを使用する際の服装や取扱上の注意点を確認しましょう!



【服装・準備】


活動服、保安帽、編上げ靴、耐切創手袋、救命胴衣を着装し、自身の安全に十分配慮します。


乗船前には必ず救命胴衣を着装するとともに、救出や避難させる人に対しても救命胴衣を着装させてください。



【活動時の注意点】


・浸水区域での避難誘導は、とび口などを活用し足元を確認しながら進みます。特にマンホール等の開放箇所に注意してください。


・浸水地の歩行避難は、一般に大人で30cm、子供で20cmまでとし、団員の行動は腰までの水深を限度としてください。


・状況変化に備えて、常に退路を確認し、切迫した危険が予測されるときは、身の安全を守ります。



詳しくは、大分市消防団員育成ガイドライン「第3部 防災 地域を守る」に掲載しています。ぜひ、ご覧ください!




部長・班長研修では、胴長靴を着装した状態で、水深約70cmの河川を曳航して救出活動を行う訓練を予定しています。


安全管理を徹底し、無理のない活動を心掛けてください。

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