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令和8年大分市消防出初式~雪と強風の中で行われた出初式~

  • 執筆者の写真: 大分市消防団
    大分市消防団
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分


雪が舞い、冷たい風が吹き付ける中で令和8年1月11日に開催された、今年の出初式。


正直に言えば、「この天候で本当にできるのだろうか」と、式典開始前は少し心配になりました。


しかし、その心配はすぐに打ち消されます。


厳しい自然条件の中でも、会場には凛とした空気が流れ、式典は予定どおり進行していきました。



【伝統を守るための判断としての纒振り】


本来であれば、会場を華やかに彩る纒振り。


今回は強風の影響を考慮し、動きを伴う演技は行わず、紹介のみとなりました。


伝統を大切にしているからこそ、無理をしない。


安全を最優先に判断する―その姿勢こそが、消防の本質だと感じました。


派手な演技がなかったからこそ、纒が持つ意味や重みが、静かに心に残りました。



【風雪の中で披露された、はしご乗りの技】


一方で、はしご乗りは強風の中でも見事に実施されました。


揺れるはしごの上で繰り広げられる一つひとつの動作に、会場からは自然と大きな拍手が起こります。


そこにあったのは、日頃の訓練で培われた技術と、冷静な判断力。


「技を見せる」だけでなく、「現場で通用する力」を感じさせる、まさに圧巻の演技でした。



【雪と強風の中の一斉放水が伝えたもの】


続いて行われた訓練展示・一斉放水。


雪が降り、風が吹く中での展示は、決して条件の良いものではありません。


しかし、だからこそ強く伝わってきたものがありました。


災害は、天候を選んで起こるわけではない。


雪の日も、風の強い日も、消防は出動する。


その現実を、言葉ではなく姿で示してくれた一斉放水は、見る人に安心と勇気を与えてくれたように感じます。



【佐賀関の大規模火災を経て】


式典の中では、先日発生した佐賀関での大規模火災にも触れられました。


あの現場で活動した消防団員、消防職員の姿を思い浮かべると、この出初式が「ただの年中行事」ではないことを、あらためて実感します。


日常ではなかなか目にすることのない消防の活動。


しかし、いざという時、私たちの暮らしを支えているのは、こうした地道な訓練と覚悟です。



【厳しい条件の中だからこそ、心に残る出初式】


雪と強風という厳しい条件の中で行われた今年の出初式は、華やかさ以上に、消防の本質を感じさせてくれる式典でした。


無理をしない判断、確かな技術、そしてどんな状況でも市民を守る覚悟。


この日の光景は、きっと多くの市民の心に残り、「消防がそばにいる」という安心感につながったのではないでしょうか。



【地域を守る一員として】


消防団は、特別な人だけの組織ではありません。


地域に暮らし、働き、生活している一人ひとりが支え合うことで成り立っています。



もし今日の出初式を見て、


「かっこいいな」


「自分にも何かできるかもしれない」


そう感じた方がいれば、ぜひ消防団という選択肢を思い出してください。



地域を守る力は、あなたの一歩から生まれます。


大分市消防団では、随時団員を募集しています。


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