6月16日(日)、大分市消防団女性分団の研修会が行われました。
この研修会は女性分団に所属する消防団員を対象に、23名が参加し実施されました。
研修では「訓練礼式」「大規模災害時における多数傷病者対応訓練」を学びました。
「訓練礼式」では消防局総務課職員の指導の下、服装点検から始まり、基本の姿勢や集合・解散要領など、確実軽快な動作と厳正な態度の錬成を目的とした訓練が行われました。
始めはぎこちない動きではありましたが、反復して訓練を行ううちに確実軽快な動作ができるようになりました。
終始和やかな雰囲気で訓練を行いましたが、号令がかかるとキリッとした表情で活発な動作を見せていました。
「大規模災害時における多数傷病者対応訓練」は、女性分団では初めての訓練でした。
集団災害は、通常の災害対応とは異なる対応が必要となります。迅速に観察して、適切な処置を行うことが重要となります。
応急手当指導員や応急手当普及員として救命講習を行う女性分団ですが、災害現場を想定した実践的な訓練で知識、技術を発揮できるか挑戦したい。
そこで、今回の研修では、消防局警防課職員、救急救命課職員の指導で「トリアージ」の実践に挑戦!
救助者と傷病者役に分かれてSTART変法で観察を行い実際にトリアージを行いました。
参加した消防団員は「初めてのトリアージ訓練は緊張しましたが、実際に役立つ知識と技術を学べたので、とても有意義な時間でした」と話していました。
戸惑う様子も見られましたが、消防団員として培った知識、技術、経験を発揮して積極的に訓練を行う姿が印象的でした。
平成10年に結成された女性分団は、地域ごとの分団とは異なり、市内全域に活動の機会を広げ、地域の安全安心を守る活動を行っています。
女性分団に所属する消防団員は、子育てや仕事を両立している方が多く、自分の空いた時間を活用して活動しています。
あなたも消防団に入団して一緒に活動しませんか?お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。お待ちしています!
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