みなさん、こんにちは。お久しぶりに「消防団学びの窓」を開く時間です。
「消防団学びの窓」とは、消防団の活動について皆さんにも知ってもらうコーナーです。
消防団の活動に興味のある方、消防のことを知りたい方も消防団員さんと一緒に「消防団学びの窓」を開きましょう!
令和6年8月8日午後4時43分頃、日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。 詳細は大分市ホームページをご覧ください。
大分市消防団では、震災時に消防団員が安全、確実、迅速に活動できるよう「大分市消防団震災時活動マニュアル」を定めています。
今回はその一部を抜粋して紹介します。また、大分市消防団員の皆さんは、今一度「大分市消防団員必携」を確認してください。
消防団員が震災時に消防団活動を行う場合は、以下の項目を遵守し、安全を確保したうえで消防団活動を行います。
【災害情報の把握】
団員は、大分防災メール、テレビ、ラジオ等のあらゆる情報媒体を活用し、十分に災害情報を把握します。
【活動可能時間の設定】
大分市防災メールなどから得た津波到達予想時間を基に、出動や退避に必要な時間を差し引いて活動可能時間を定めます。活動可能時間が経過した場合は、直ちに高台などに退避し、自身の安全確保を最優先してください。
【消防団活動】
(1)一人での活動は行わず、できるだけ2人以上で行動します。
(2)車両から離れて避難広報活動する場合は、無線機やトランシーバーを携行し、車両のサイレン音などが聞こえる範囲で活動します。
(3)車両を停める場合は、すぐに避難できるように進行方向を避難方向に向けて停めます。
(4)避難誘導や広報活動のルートは、基本的に沿岸部から内陸部に向かうようにします。
(5)地域の防災組織などと協力し、近所の人々に声をかけて避難を促し、高齢者や乳幼児などの要援護者を支援して避難します。
(6)活動中も時間に注意し、団員同士で時間の経過を確認し合います。
【退避】
(1)退避する場所は、高台や津波避難ビルを選びます。特に津波が迫っている場合は、水平な場所ではなく、垂直な場所に避難することが基本です。
(2)津波は繰り返し襲ってくる可能性があるため、津波警報が解除され、安全が確認されるまで、津波が予想される地域には立ち入りません。
消防団活動の基本は、自分自身や家族を守ることからです。ハザードマップ、わが家の防災マニュアルを再確認し、日頃からの地震への備えを確認しましょう。
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