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消防団学びの窓「火災編」vol.6



みなさん、こんにちは。お久しぶりに「消防団学びの窓」を開く時間です。


消防団員さんと一緒に消防団学びの窓を開きましょう!


前回までの「消防団学びの窓vol.1~vol.5」は火災のメカニズムについてでした。


今回は火災により発生する「煙」についてお伝えします。


火災で最も恐ろしいのは、火そのものよりも煙です。今回は、煙の怖さをお伝えします。



【煙はすぐ広がる】


煙は火によって温められた空気と一緒に広がっていきます。


横方向には人が歩く速さと同じくらいの速さで動きます。さらに、上方向には人が階段を登る速さの10倍以上の速さで昇っていきます。


煙はあっという間に部屋や建物を埋め尽くします。



【煙は視界を奪う】


煙が濃くなると、目に見えるものがなくなります。自分が今どこにいるのか、どこに逃げればよいのかが分からなくなります。


また、煙は目やのどを刺激して涙を出させたり、目を開けられなくさせたり、避難するときの大きな障害になります。



【煙は有毒ガス】


火災の煙には危険なガスが含まれています。例えば、一酸化炭素や塩化水素やシアン化水素などです。


これらのガスを吸うと、体内の酸素が不足してしまい、正常に考えたり動いたりできなくなります。



もし火災に遭ったら・・・早期発見!すぐ避難!


焦げ臭さ、異常な音、警報音が聞こえるなどの異変を感じたらすぐに行動を開始します。


煙の中を移動するときは、できるだけ低い姿勢を保ってください。煙は上に上がるので、床近くの方が空気はきれいです。


呼吸するときは、タオルや布を口と鼻に当てて、煙やガスを吸い込まないようにしてください。


煙は視界を奪います。壁から手を離さずに壁伝いに出口を目指してください。


煙が充満して避難できなくなった場合は、ドアを閉めて隙間をテープや衣類などで埋めて煙の侵入を防ぎます。


そして、窓やベランダなどで、目につきやすいものを振って助けを求めてください。



煙はあっという間に広がるため、火災を早く発見し、1秒でも早く避難行動を開始することが大切です。


ご自宅やお勤め先などでは、日頃から避難経路を確認しておきましょう。また、初めて行く建物では避難口や避難経路を確認しておきましょう。



大分市消防団の防災学習車では、スモークマシーンによる煙の体験ができます。


地域の防災訓練などに参加して、視界の悪さなどを体験しておくことで、万が一のときの冷静な行動につながります。

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