令和6年1月14日(日)に大分市消防出初式が大分川弁天大橋下流左岸河川敷で開催されました。
出初式は、新年が災害被害のない穏やかな年になるよう、消防職員、消防団員が一堂に会して決起する恒例行事です。
消防局職員100人、消防団員386人が参加し、一年の大分市の安全と安心を祈念しました。
今年は、3年前に半世紀ぶりに復活した一斉放水に加えて、大分市消防団の伝統披露をコラボレーションさせた見ごたえのある出初式となりました。
オープニングセレモニーでは、ラッパ隊による演奏と、豊後八纒會による纒振り、第5方面隊のはしご乗りが披露されました。
ラッパ隊は、消防団の歴史を象徴するラッパを吹奏し、豊後八纒會は、江戸時代から続く纒振りで消防職員、消防団員を鼓舞し士気を高めました。
また、はしご乗りは、はしごの上で華麗な技を披露すると来場者から大きな歓声が沸き起こりました。
その後、消防団車両39台と消防局車両3台が入場行進し、大分市長と大分市議会議長からあいさつと祝辞をそれぞれ頂きました。
最後に一斉放水が行われました。一斉放水は、消防団員が、大分川に向かって一斉に放水することで、技術と気力を示すものです。
今年の一斉放水は、纒振り、はしご乗りの伝統披露が同時に行われ、大分市消防団ならではコラボレーションを披露することができました。
一斉放水は、大分川の水面に虹がかかるほどの迫力と美しさで、市民の皆様から大きな拍手が送られました。
閉式では、大分市自治会連合会会長様による「火の用心」三唱により防火意識を呼びかけました。
大分市消防出初式には消防職員、消防団員の技術と気概を見せるとともに、市民の皆様に防火意識を呼びかける良い機会となりました。
今後も市民の安全、安心を守るために、日々活動していきます。
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